「しずおか小水力発電フォーラム」に参加して

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


昨日 (2月12日 水) は、(主催) 静岡県農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会 の、「しずおか小水力発電フォーラム」 に参加しました。


しまだ環境ひろばは地域 (島田市) で、地域のための小水力発電のモデルを作りたいと、当協議会に、正会員として入会し、当協議会のワーキングやセミナー・見学会などに全て出席しています。


フォーラムのテーマは、「新技術が切り拓く ふじのくにの小水力発電」 でした。


講演と事例発表の多くは、売電会社の立上げなど企業主体の小水力発電ではなく、地域が主体となって立ち上げる小規模の小水力発電が中心でしたので、私たち地域の環境活動団体にとっては、大変に聞き甲斐があり、勇気付けられたフォーラムでした。


今、島田市では、「総合計画・後期基本計画」 が発令されようとしていますが、その中に、”水力発電の導入の検討” が書かれ、また既に発令されている、「第二次環境基本計画書」 にも同様な取組が書かれ、検討会の立上げが待たれます。


また、「島田市ゆめ・みらい百人会議」 でも、”小水力発電” は大きく取り上げて、これから具体策が練られようとしています。


大井川土地改良区さんとも情報交換を密にしていますが、自治体と市民がその気になってくれればいつでも一緒にやりたい、と言ってくれています。


少しづつですが、先が見えるようになってきました。


百人会議のF分科会 (環境部会) の委員のみなさんには、今回のフォーラムを是非聞いて欲しかったと思う。


かなりのレベル合わせが出来たのではないか、と残念に思います。


今回のフォーラムを聞く限り、地域における ”小水力発電 は確実に進んでいますし、これからも大いに期待できるものと確信しました。


行政と、市民が力を合わせて、是非早く、モデルづくりをしたいものです。