「法隆寺展」、鑑賞

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (7月10日 木) は、「静岡 生活情報交換会 7月例会」 に参加しました。


本会は、最初は某企業のOBが、ボケ防止も兼ねて、良い話を聞こうと集まりましたが、幹事団の頑張りで、今では企業の垣根を越えて、いろいろな人が集まって来ていつも大盛況です。


しまだ環境ひろばの活動にも、共感を頂き、時折この会員からの見学や、情報交換をやっています。


”環境漬け”にならないよう、努めて参加して、交流を重ねていますが、今日のテーマは、第一部 講演 「日本一の富士山を描いた絵師たち」 と 第二部 「法隆寺展の観賞」 でした。


場所は、静岡市葵区紺屋町 葵タワー 3階  静岡市美術館


スケジュールは、


(1)講演会 13:00から14:45

   ① 法隆寺展の説明 15分程度 
   ② 「日本一の山 富士山を描いた絵師たち」  1時間30分程度
   講師は、静岡市美術館 学芸員 吉田恵理 さん

(2)法隆寺展観賞  14:50〜


今日の感想は、


■ 講演 「日本一の富士山を描いた絵師たち」


 ◆ 古くは平安時代〜今日まで、多くの絵師たちが富士山を描いてきたが、どの時代でも特別な存在 (信仰・崇拝・崇高・霊山などなど) であったことは間違えない。


 ◆ 絵師たちが描いた絵で、その時代の人々がどう富士山を見ていたかも分かりました。


■ 「法隆寺展 観賞」

 ◆ 法隆寺は、七世紀に創建されたというが、そのスケールの大きさ、緻密さに、改めて感心しました。

 ◆ 今回の法隆寺展は、天平時代と飛鳥時代の中間 白鳳の時代 (七世紀〜八世紀初) の仏像や、聖徳太子信仰に関する宝物によって和の精神をたどっています。

   <今回展示されている白鳳の時代の主な仏像


 どの仏像も、童顔で柔和な顔立ちをしており、この時代が偲ばれます。


   国宝 「観音菩薩立像 夢違観音」 法隆寺所蔵
   重要文化財 「観音菩薩立像」 兵庫県 鶴林寺 所蔵
   重要文化財 「釈迦如来倚像」 東京都 深大寺 所蔵


今日は、本当に良い機会に恵まれ、目の保養と、歴史の勉強をしました。


次回の後編も是非見たい。