電気の自由化、大競争時代がやってくる

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


2016年から、電力小売りの自由化が始まる。


そのためには、電力消費量を瞬時に把握でき、正確な需要予測や柔軟な料金設定に欠かせない、次世代電力計 (スマートメーター) の普及が前提となる。


電力会社は、多様な料金プランを用意できるようになり、消費者は、電力会社はもとより、多彩な料金プランを選べるようになる。


料金は高いが、CO2の排出量が少ない電源や再生可能エネルギーで創出した電力を選ぶこともできるようになる。


スマートメーターの導入は、家庭の電力需給を最適に調節する機器開発やサービスの活性化にもつながる。


既に、電機メーカー各社が、家庭用エネルギー管理システム (HEMS) の開発を進めています。


HEMSと、エアコンやテレビなどがデータをやり取りすることで、住宅の中の電力使用量を最適にする仕組みである。


既に、既存システムで、電気の使用状況を、短い時間単位で、グラフやイラストでサービス提供しているマンションや、その管理会社、電力会社があるが、これらの企業も含めて、関連業界は、”節電サービス事業” をめぐって、大競争時代を迎えている。


私たち消費者は、電力自由化に向けて勉強し、賢く ”節電” に貢献し、”電気料金の節約” をものにしなければならない。