生ごみの、「水分除去」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 です。


しまだ環境ひろばで」 は、ごみの減量化や資源化に取り組んできました。


第一次島田市環境基本計画 平成15年度〜24年年度までの10年計画」 では、望ましい環境像として、 ”みんなで4Rを推進するまち” を掲げて活動を推進してきました。


 ◆ Refuse & Reduce (ごみの発生抑制)

 ◆ Reuse (再利用の促進)

 ◆ Recycle (再資源化の促進)


「第二次島田市環境基本計画 平成25年度〜34年度までの10年間」 では、3Rの推進を掲げて、市民に対して活動を促しています。


島田市ゆめ・みらい百人会議」 でも、”ごみの更なる資源化を推進しよう” をテーマアップして検討を進めています。


島田市では、ごみの分別はかなり進んでいますが、もえるごみの袋には、まだまだ資源になる物が含まれているし、生ごみも、水分80%を含んだ、びちゃびちゃ状態で投入されています。


長期的に、燃料費は確実に高騰が予想される中、これでは堪りません。


ごみの減量対策は、ただお願いや、お題目では進みません。


”なぜ対策が必要か” ”なぜ市民が協力して対策を実行しなければならないのか” ”その方法は” ”やった後どう変わるのか” を具体的に市民に示す必要があります。


例えば、生ごみの表面や内部に含む水分は80%ですが、除去対策を具体的に講じる必要があります。


全ての対策を実証実験をして見る必要があります。


一か月前から、生ごみの、 ”天日干し” の実験を始めました。


広告や、新聞を広げて干すだけです。


半日乾かすと、殆どカラカラになります。 厳冬ですからハエも虫も、臭いもありません。 (夏は別対策)


島田市民の多くが協力したら、焼却炉の燃料費はどれほど減るかな。


その計算は、これからです。


燃えるごみの袋に入っている、その他の資源ごみの分別、生ごみの堆肥化・飼料化、生ごみの水分除去などなど、具体的方法を見つけ出して、市民の協力を仰いで、進んで行けたらと、年頭に当たって祈願しました。