平成26年度 静岡県NPO法人実態調査報告書

NPO法人 しまだ環境ひろば 事務局」 です。


静岡県くらし・環境部県民生活課より、「平成26年度静岡県NPO法人実態調査 報告書」 が届きました。


NPO法人行政のためには、NPOの実態がどうなっているのか、NPO法人がどう思っているのか、などなど総体的な評価や分析が必要であり、しまだ環境ひろばでは、本調査に喜んで協力しました。


報告書を見ると、調査表発信数は、1,242通 有効回収数 648通 有効回収率 
52.2%
と、協力したNPO法人が約半数あまりであり残念。


NPO法人格を取得して良かったことは、組織や活動について信用を得ることができた 
65%、良くなかったことは、事務処理の煩雑さ・総会など運営手続きの面倒さが44・9%でトップでした。

現在の活動状況について、とても活発と答えた団体は、32.1% で気がかりな数字だ。


直面している問題・課題は、人件費・運営費・事業費が、52.3%でトップ。


しまだ環境ひろばの最大の悩みは、高齢化・後継難・人材不足など人に関するもので、資金的な悩みは少ない。


資金を要する事業をそんなにやっていないとも言えます。


今回のアンケート結果とはかなりの開きがある。


直近の年間収入は、100万円以上が62.0%、 1,000万円以上が32.5%もあり、NPO法人と言えどもかなりの収入を得ています。


設立後の現在の財政状況や、収入状況はかなり維持されており、どこも流石努力をしていることがわかります。


行政や企業との協働事業をやっているNPO法人は、44.9%で半分に満たない。 少ないな。


今後、自分たちのNPO法人が、社会的役割があると思うか、の問いに対しては、あると答えたNPO法人が、73.0%あったことは救いだ。


しまだ環境ひろばは、「島田市の望ましい環境像の実現」 に目的を置いていますので、一番の課題は、「市民・市民団体・事業者、そして行政との新しい協働の構築」 です。


徐々にではありますが進み始めています。


今後も頑張って進めていきたい。