昨日は、「お茶の効用とその免疫活性化作用」を勉強

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (6月19日 金) は、「静岡・生活情報交換会 6月例会」 へ参加しました。


「静岡・生活情報交換会」 は、最初は、某企業のリターヤー組が、ボケ防止のため、毎月良い話を聞いたり、情報交換をしよう、と集まった会ですが、今や会員も60名を超え、人容も多岐にわたってきました。


終了後の食事会の中での情報交換も実に楽しい時間です。


例会も今回で60回 (毎月一回) になろうとしています。


いつも、環境漬けでは、偏りますので努めて同会には出席するようにしています。


今回は、 「お茶の効用及び水出し煎茶の免疫活性化作用の解明」 という題名で、講師は、農研機構 野菜茶業研究所 物部 真奈美先生でした。


物部先生は、お茶がもつ カテキンの一種 「エピガロカテキン EGC」 に免疫力の活性化作用のあることを発見した先生です。


EGCは、別のカテキン 「エピロガロカテキンガレート EGCG」 によってその効用が弱められるという。


EGCGは、湯でお茶を入れると多く出るが、水で入れると出にくくなり、EGCの存在が際立つという。


EGCは、水出しでその力が発揮され、免疫性を活性化することを物部先生はつきとめました。


今日の講演は、


 ■ お茶の種類から始まり、食品の機能性 (特定保健食品 (トクホ) や、機能性表示食品、緑茶成分と生理機能などなど) の解説


 ■ なぜ病気になるのか? 「酸化・炎症・免疫力低下」 の解説、三大死因は、「ガン・心臓病・肺炎」  ガンの原因は、慢性炎症→活性酸素→酸化障害


 ■ 緑茶の効能の解説 (抗酸化・抗炎症作用・腸内環境の健全化・抗菌、抗ウイルス作用・抗腫瘍作用) 

 
講演の最後に、物部先生は、 「緑茶は、優良な飲み物だ。カテキンは種類によって得意技が異なる。 熱水出しは、抗炎症や抗腫瘍効果があり、水出しは、免疫力を高める効果がある」 言い、何でもそうだが 「ほどほどに !」 を強調され、講演を締めました。