電力自由化、迫る。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


8月も半ばを過ぎ、暑い日が続いていますが、夜になると秋の虫の声も聞こえてきます。


今夏も、電気が切れることもなく、何とか乗り越えそうです。


大規模水力を含めても、再生可能エネルギーによる発電比率 (総発電量対比) は、
10%くらい
で、残り90%はLNGを含めた火力発電でつないでいる。


昨日 (8月18日 火) の日経新聞 朝刊 コラム欄 (今日のことば) に、「電力の自由化」 の解説記事が掲載されました。


当、コラム欄は、時の話題を的確にまとめており、いつもしっかり読んでいます。


日本では、既に1990年代から、大型工場など大口需要家向けから自由化が進んできた。


いよいよ、2016年4月から、家庭や中小商店を対象とした、「電力小売り=自由化」 が開始されます。


経済産業省は、これに続いて、2020年4月に、大手電力会社から、送配電部門を分離させる。


次いで、2020年4月以降、電力小売りの料金規制を撤廃するという。


これにより、競争が高まり、電気料金が下がるという。


脱原発は、国民の悲願である。


一方で、再生可能エネルギーによる発電比率を飛躍的に上げるのも国民のコンセンサスになってきた。


電気料金を下げて、経済の再生も勿論必要であるが、再生可能エネルギーの創出は、地球温暖化防止の見地から、スピードアップしなければならない最重要課題だ。


水力発電」 は、もっともっと規制緩和してもらいたいものです。