住み慣れた地域で居場所づくり

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (11月15日 日 AM) は、「地域に広げよう ”たすけあい” ”おたがいさま” の生活支援づくり地域支援担い手講座」 に参加しました。


今日の誘いは、某 福祉団体からの参加要請でした。


環境とは、直接関係はありませんが、広く考えれば、地域の問題や、仕組みづくりは、環境問題と無関係ではないので、参加してみることにしました。


介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるようにするため、市町村が中心になって、介護だけではなく、医療や予防、生活支援、住まいを一体的に提供する 「地域包括ケアシステム」 の構築が重要な政策課題となっているとのこと。


その背景には、(1) 介護人材の不足 (2) 介護保険に係る給付費の増加 がある。


保険だけではやって行けない。


そこで、”たすけあい” ”おたがいさま” の生活支援づくりの仕組みをつくろう、というものです。


今日は、袋井市で、これを実践している、「稲葉ゆり子」 さんを講師として、「わくわくドキドキゲーム」 をやりながら、支える側・支えられる側のニーズやその気持ちの持ち方を学びました。


また、誰もが気軽に通うことができる 「居場所づくり」 も大事な要素の一つであることも学びました。


親切の押し売りや、おせっかいにならないためには、居場所や、地域通貨による有料化も有力な手段であることは間違えない。


そこの居場所に来れば、支える人もいるし、支えてもらいたい人も来る。


しかも、安価なお金で、気兼ねなく頼める。 こんな仕組み作りが良いのかもしれない。


稲葉さんの、話を聞いて、強くそう感じました。


講座が終わったら、この仕組みを受講生で立ち上げたら面白いかもしれない。


成功事例が、そこにあるのだから。