自分を大切にしながら同時に相手を尊重する。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (11月20日 金 AM) は、 「静岡・生活情報交換会 11月例会」 へ参加しました。


同会は、年をとってもボケないで、良い話を聞こう、と集まった会で、原則として毎月第3金曜日に、静岡 アイセル21を会場として開講されています。


幹事団の頑張りで、毎月、講師の交通費負担程度で、時の話題や、経済・歴史・文化・教養などなど幅広いテーマが取り上げられています。


今日の講演テーマは、「はじめの一歩 〜 今の人生を充実させるために 〜」 と題して、心理カウンセラー 大石美津子 先生の話でした。


先生は、毎日のように、人間関係や、生きがい、支え合いをテーマにした講話や相談事で飛び回っているとのこと。


それだけ、世の中が複雑化して、心の病気や、悩みが増えているということだ。


今日のお話は、先ず、「お互い尊重し合う人間関係づくり」 から始まりました。


まず、「今の気持ちを言葉にすることから始めよう」 ということだそうです。


確かに、内に籠ったままで、何も話さない、表さない、では何も始まらない。


そこで、思ったことを勇気を出して話す、ことであるが、大事なのは、話し方一つ (言い方) で良い方向にも行くし、悪い方向に行ってしまうということです。


何にもまして大事なことは、「間違いを素直に認める」 ということだそうです。言うは易しですがこれがなかなか素直にできないが、努めてこれをやれば、円満になる。


次に、「自分を大切にする」 というテーマに移りました。


先生は、 「気持ちの持ちようで良くも悪くもなる」 「続けることの重み」 「ホットタイムを持つ」 「出来ない事を嘆くより、出来る事を認め合う」 「「ボチボチ」 「感謝」 「心のゆとり」 などなどのキーとなる単語を並べながら、”お互いに尊重し合える人間関係づくり” を説いています。


要は、自分を大切にしながら、お互いの人間関係を作って行く中で人はみんな頑張っているわけだが、心のゆとり (良い加減・ボチボチ) やホットタイムも、大事だということだと思います。


次に、介護サービスや介護施設の利用に当たっての知識の解説がありました。


最後に、再び、「お互いを尊重し合える人間関係とは」 を、復唱して講義を締めました。


今日、先生が云わんとしたことは、”自分を大切にして、そして同時に相手を尊重して、素直に自分の気持ちを伝えることが、お互いが信頼できる人間関係を築く” ことではないだろうか。


相手だけを持ちあげるだけではだめで、自分も一緒に愛することだという。


今日の話を聞いて、日頃の夫婦のちょっとしたことで内輪もめすることの原因がわかったような気持ちがしました。


早速、明日からやってみたいと思います。