熊本地震の教訓

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


大変な地震が発生しました。


東日本大震災は、津波」 阪神淡路大震災は、火災」 と、二次災害が被害を大きくしましたが、今回の熊本地震は、家屋の倒壊の被害が顕著です。


それも、耐震基準を満たさない、古い家屋が大部分だそうだ。


一見、強いと思われた、寺院やお城が倒壊しているのは予想外ですが、横揺れには案外弱いのかもしれない。


断層の亀裂の上にあった家屋は本当に気の毒であるが、いくつかの教訓も残しました。


とても他人事とは思われません。


教訓の一つは、早急に家屋の耐震基準を満たすことだ。


二つ目は、隣近所の絆です。。 今回も隣近所が力を合わせて、倒壊した家屋から、何人もの怪我人を助け出したそうだ。


確かに、緊急避難場所に於いて、救急体制や、食料配布体制を素早く確立することは必要なことだが、地震即、緊急避難場所に駆けつけることではない。


先ずは、隣り組の安否確認と、救出です。


隣近所に、家の崩壊で生き埋めになっているのに、緊急避難場所に駆けつける人は先ずいない。


食料や寝泊りの手配は、救出が済んだあとです。


日頃の防災訓練も、大地震発生時、人は咄嗟にどういう行動をとるのか。


日頃の防災訓練は、実際に起こった今回の地震を教訓にした訓練でなければならないといつも思う。


余震が続いています。 何とか早くおさまってもらいたい。