自主・自立した市民づくり

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、相賀地区で立ち上がった、「相賀の里を良くする会」 を応援しています。


相賀の里を良くする会は、「平成27年度 島田市まちづくり支援事業交付金制度」 にエントリーしています。


今日 (4月17日 日 PM) は、 「平成27年度 島田市まちづくり支援事業交付金交付事業 報告会」 に参加しました。


参加したのは、同交付金事業にエントリーした、15団体のみなさんと、市長始め市の幹部職員のみなさん、総勢50名位でした。


冒頭、市長から、


  ◆ 事業は、自主・自立が基本だ。

     事業のとっかかりは、補助金に頼ることはやむを得ないが、基本は自主・自立であるとの含みのある発言。

  ◆ 仕掛けをいろいろ実行している。

     「ゆめ・みらい百人会議」 「まちづくり交付金」 「事業仕分け」 などなど、打ち出しているが、市民の自主・自立を促している。

  ◆ 自主・自立した市民が動き出せば強い。そのための布石を打っている。


15団体の報告の後、市長から講評がありました。


個別の評価は避けながら、今日の報告を大別すると、大きく2つのジャンルに分けられる。


  ◆ 一つは、イベントだけで終わってしまっている事業


  ◆ 事業に広がりがあり、今後の発展が期待される事業


参加した団体は、この含みのある市長の言葉をどう受け取っただろうか。


中に、趣味の世界と思われるイベントに、交付金が投入されたのには、筆者も違和感を感じましたが、市長も感じたのではないか。


同制度は、平成28年度より大きく変わるという。


まだ公表前なので定かではないが、自主・自立を期待した、先に向かって発展性が期待される事業に交付金が付加される制度に変わるのではないか。


今日の、報告会の前後であいさつした、市長の言動からそれらしきを感じました。


右肩上がりの時代は終わった。


至れり尽くせりの行政サービスはいつまでも続かない。


市民でできることは、市民でやる。


燃えるごみの減量化などは、その最たる事業だと思われる。


今日の報告会の様子でした。