令和元年度「島田市まちづくり支援交付金」事業報告書提出に寄せて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」です。

 

しまだ環境ひろばは、相賀地区でまち起こしを目的にたち上がった、「相賀の里を良くする会」を支援しています。

 

相賀の里を良くする会は、島田市まちづくり支援交付金を活用して、杏子の郷づくりを中核事業に据えたまちづくりを進めています。

 

杏子の苗も200数十本、当助成金を使って植樹してきました。

 

島田市のまちづくり支援交付金は、島田市総合計画に掲げた協働のまちづくりを推進するために、市民が主体となって取り組む事業を応援しようと助成金を交付するもので、相賀の里を良くする会も4年連続でトライしています。

 

令和元年度が3月31日で終了、4月1日付けで、支援を受けた事業の一年間の活動実績

を、所轄課の市民協働課に提出しました。

 

貴重な税金を使うものですので、支援を受けるためには、申請書の第一次審査があり、合格した団体は、改めて第二次審査であるプレゼン会を経て正式に承認され、一年間の活動後、報告書の提出と、審査委員を前にした発表会があります。

 

これを経ないと、前受け金を除いた精算金がもらえません。

 

資金を貰うのは楽ではありません。

 

事務局が産みの苦しみになるわけですが、資金を貰えば行動は束縛されることは多少出てきます。

 

会の中からは、それが嫌だと言う人が出てきます。

 

そういう人が幅を利かせて、結局多くの会が頓挫し、腰が折れていきます。

 

島田市まちづくり交付金は、令和2年度から新しい仕組みで再スタートすると聞いていますが、相賀の里を良くする会は一度立ち止まるようです。

 

市民活動団体を運営していくのは本当に難しい。

 

頑張っている会員も、そうでない会員も一票は一票です。