「茶殻」 の使い道

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


新茶の季節となり、静岡県も、島田市お茶に関したイベントが繰り広げられています。


ペットボトルやパック詰めのお茶は伸びているものの、急須で入れる消費量は減り続けていると言う。


また、お茶の末端価格は落ちていないのに、生産者価格は落ち続けていると言う。


この2つの現象の影響をまともに受けているのは、零細の茶農家です。


零細茶農家の数は、減少の一途を辿っています。


大規模で、自動化した生産者しか生き残れない世の中になってしまいました。


第一次島田市ゆめ・みらい百人会議 エコまち未来Proj Aチームが、行政と協働で設置した、「ごみの更なる減量化推進合同検討会」 では、次のアイディアが出ましたが、未だ宿題事項となっています。


     <ごみの更なる減量化推進合同検討会で出た、茶殻の使い方アイディア


 ■ 「燃えるごみ」 の量が増えています。

 ■ 「燃えるごみ袋」 に入っている、ごみの種類は、生ごみが、35%を占めます。

 ■ 生ごみ80%水分だと云われています。 ごみ焼却のための燃料多消費の要因です。

 ■ 生ごみの中に、水でビタビタの、 「茶殻」 が含まれています。

 ■ 合同検討会の実験で、茶殻は、室外で一日干せば、最低50%は水分が飛ぶことがわかりました。

 ■ 干した、「茶殻」 を、市が集めて、「エコグッズ」 と交換すれば、ごみの焼却燃料の節減と、急須でお茶を入れる習慣づくりになるのではないか、というアイディアが出ました。


 ■ 一石二鳥のアイディアです。


 ■ 「干し茶殻」 は、養鶏場の鳥のエサの中に混ぜ、産れ出た、「玉子」 にどう好影響が出て来るか研究しよう、というアイディアも出てきました。

    ◆ みどり色の殻の玉子ができればGood

    ◆ 味も栄養素も加われば最高 !

    ◆ 新種の玉子を売りだせるかもしれない。


こうなったら、急須で入れるお茶の消費量を増やすために、何でもやって見ることではないでしょうか。


是非、継続検討し、実現してもらいたい。


市民側も、最大応援をしたい。