「きかんしゃ トーマス号」 の運行に寄せて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


6月11日(土) より、大井川鉄道きかんしゃ 「トーマス号」 の運行始まりました。


今年は、10月10日 (月) までの 「きかんしゃトーマス号・きかんしゃジェームス号」 運行日に 「トーマスフェア」 を開催するとのこと。 


パーシーと、ヒロを含めた4台のSLや、ラスティーやバーティーも登場する。


新金谷駅の整備工場では、トーマス号たちの整備風景も見学できるとのことである。


大井川鉄道は、経営不振に陥り新しい経営体制になり、周辺の支援団体も立ち上がり、利用客の増加に向けて種々の動きが始まっています。


基点であるJR金谷駅及び新金谷駅周辺と、中間の家山駅千頭駅とその周辺及び、終点の井川駅だけの点と線 (一方通行) だけでは、話題性もテレトリーも限定される。


もっと、面で考え、双方向乗り入れ、広範囲で考える必要がある。


すなわち、JR金谷駅は、東海道線で、JR静岡駅と結ばれている。


JR静岡駅からは、静岡鉄道が、山奥の梅ヶ島温泉まで、毎日かなりの本数のバスを往復させています。


一方、JR金谷駅からは、大井川鉄道が、井川駅まで電車・ディーゼルを走らせています。


井川駅梅ヶ島はかなりの距離があるが、ここをバスか、タクシーか、レンタカーで結べば、双方向の行き来ができる。


JR静岡駅から、(梅ケ島経由) 井川経由JR金谷駅へ、一方、JR金谷駅〜井川経由 (梅ケ島経由) JR静岡駅へ。


今は、JR静岡駅か、JR金谷駅か、どちらかに戻るしかないのである。


イカー族は、比較的簡単に、梅ケ島から井川湖まで足を伸ばしています。


要は、観光客は、JR金谷駅からでも、JR静岡駅からでも井川駅を経由して往復ができるようになる。


問題は、井川駅と、梅ケ島 (もしくは途中から) を結ぶ便が経済性に乗るかどうかだが、連絡便の経費は、大井川鉄道と静岡鉄道が折半すれば良い。


どちらも、乗降客は増える筈である。


更に、梅ケ島温泉・井川駅千頭駅寸又峡温泉家山駅川根温泉とその周辺をもっともっと魅力的にする必要がある。


今は、一方通行で限られた見どころしかないが、双方向になれば見どころが倍増します。


大井川鉄道だけでは限界がある。


静岡鉄道を含めて複合的に考える必要があると思う。