「生活情報交換会6月例会」、「テープのいろいろ」
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日 (6月17日 金 AM) は、「静岡 生活情報交換会 6月度例会」 に参加しました。
いつも環境漬けでは、考えが偏向しますので、努めて異業種や、各界の集まりには参加するように努めています。
「静岡 情報交換会」 は、月に一度は良い話を聞こうと集まっている、主に企業や団体をリタイヤ―した方々の集まりです。
幹事団の頑張りで、いつも有効な話を聞くことができます。
今日のテーマは、「テープのいろいろ (家庭用・産業用・医療用・化学用)」 と題して、日東電工(株)元社員で、現生活情報交換会 会員の、「後藤正紀 氏」 でした。
1918年、電気絶縁材料メーカーとして 「日東電気工業(株)」 として創業、その後1988年 社名を現在の 「日東電工株式会社」 に変更、再来年の2018年は ”100周年” となる。
連結売上高は、もうすぐ1兆円、売上げの70%は海外売上で占め、テープの世界的メーカーに発展した。
今日は、電気絶縁材料から始まったテープの変遷を、種類、機能、分野に渡って詳細をお聞きしたが、開発・製造技術と、顧客ニーズのコラボによる繁栄だったようだ。
すなわち、ドンドン進化するお客さんのニーズを、自社の技術で次々と実現して行った歴史であったということだ。
更に、ニーズと共にテープの相手の素材もドンドン変わり、テープが使われる分野は、果てしなく広がり、今後も拡大して行く。
私たちの身の回りにもテープはあらゆるところに見られるが、決して主役ではない。
その殆どが見えない所に使われ、しっかりと役目を果たしている。
目立たないが、その存在価値をしっかりと認めさせている。 日東電工とはそういう会社だ。
人間の世界も同じだ。 いろいろと役割分担がある。
日頃見慣れているテープだが、今日はテープを通して、全く知らない世界や未知の分野を勉強させて頂いた。
後藤さん、ありがとう。