雑紙の分別回収は?

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (6月18日 土) は、月に2回の、 「古紙類・段ボール・新聞紙・雑誌・雑紙」 の回収日です。


朝、指定の場所に持って行くと、まだ誰も置いていません。


月2回の指定日には、必ず、新聞紙・段ボール・雑紙を持って排出に行っていますが、排出量は本当に少ない。


平成28年度から、全戸に配布している、「ごみ収集カレンダー」 に、「雑紙」 の分別ページを増ページして、お願いをしていますが、その後の市民の行動はどうなっているのでしょうか。


市民は、相変わらず、便利な、燃えるごみ袋」 に、雑紙は入れて排出しているのでしょうか。


それとも、月2回の決めれれた日に、分別をしているのでしょうか。


それを判定するのは、「燃えるごみ袋」 の組成率を定点観測するしかありません。


一方、市内の各地に、民間が設置している、新聞紙や雑紙などダストボックス」 がありますが、いつも満杯状態です。


民間は、利益が出なければやらない。


大通りの車が入りやすい場所を有料で確保して、雨の日も風の日も、1年中無休で受け付けており、市民にとっては至極便利です。



市民は、思いついたら、その日に排出したい。


そこに、民間のダストボックスがあるだけの話である。


市民は楽で便利な方を選んでいるのです。


市は、決められた場所 (指定場所) に、決められた日 (月2回) に限定し、雨天は濡れてしまうので出せない制約条件付きです。


それでも、「燃えるごみ袋」 に入っている、「雑紙」 が減れば、市の焼却センターの燃料費が減るわけで、「民間のダストボックス」 も貢献はしています。


市が回収すれば、何がしかのお金にはなっている筈ですが、市民は、市にお金が入ることよりも楽で便利さを選択しています。


近い将来、市民でできることは市民でやる世の中がすぐそこまでやって来ています。


本当ならば、雑紙の分別くらい、そろそろ慣れておいた方が良いのだが。