資源ごみの集団回収
NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。
島田市の、燃えるごみの組成率は、調べ方によって違いがあるので特定が難しいが、重量比で 「生ごみ」 が、約40%、紙類が約30%、プラ・ビニ・その他が約30% と言ったところか。
特定は難しいながらも、組成率をしっかり想定しなければ、ごみ分別 (減量化) と、資源化対策はできない。
島田市では、生ごみは、「キエーロ」 という箱を使って、家庭内に於ける分別と消滅化を推奨しています。
一方、今や新聞紙・雑誌・ダンボールを燃えるごみに入れる不届き者はいないが、雑紙 (紙きれ・資料・使い終わったハガキや封筒・食品やお菓子の袋・箱など) は、燃えるごみ袋に入れて排出している家庭が多い。
市は、「雑紙専用分別袋」 などを作って、雑紙の分別・資源化を推奨しています。
プラ・ビニ・その他は、分別や資源化は難しいので、殆どが燃えるごみ袋の中だ。
生ごみや、プラ・ビニは、難しいが、せめて 「雑紙」 くらいは、分別・資源化をすべきだ。
今、島田市の紙類 (新聞・雑誌・雑紙・ダンボール) は、月2回 決められた場所への排出を義務付けています。 (行政回収)
しかし、月2回 決められた場所への排出 (行政回収) を利用している家庭は非常に少ない。
何故少ないか。
決められた排出場所は、雨の日は排出できないし、それを逃すと二週間待たなければならない。
要は、そこまで我慢できないのである。
ごみは、思い立ったら直ぐ捨てたいのだ。
そこで、市民はどこに排出しているかというと、民間が設置した、いつでも誰でも投入できる、「大型のごみボックス」 だ。
これがまた、大通りの車の出入りが実に便利な空き地を提供して、市民が分別した紙類を無償で引き取っているのだ。
行政回収の不便さの向こうを張って、便利さを売り物にしている。
市は、学校や市民団体・自治会に呼び掛けて、プレミアムを付けて、「集団回収」 という方式を推奨しています。
集団回収方式は、この方式を利用した団体や自治会に、協力金として還元すると共に、資源業者への売上もその団体の収入にしても良いという極めて有利な方式である。
「集団回収」 の有利性を知った、自治会や団体が利用を拡大しているが、まだまだ知らない自治会や団体が多い。
折角、市民が分別した紙類を有利に捌くことは、自治会や団体長の仕事である。