温暖化ガス排出量の削減は、待ったなしである。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (7月1日 金) 日経新聞 朝刊 31頁に、代替フロン規制で「モントリオール議定書 に脚光の記事が掲載されました。


有害な紫外線を遮るオゾン層を破壊するフロンガスを規制するために、1980年代に作られた国際的な取り決め 「モントリオール議定書」 が、再び脚光を集めている、という記事です。


現在、CFC (フロン) は、2009年までに全世界で全廃されている。


CFCより、オゾン層への影響が少ないとして普及していた、HCFC (特定フロン) も新たに規制の対象となり、先進国は、2010年までに、後進国は、2030年までに全廃と決まりました。


特定フロンに代わって普及した、HFC (代替フロン) は、地球温暖化を確実に加速するという問題が浮上している。


モントリオール議定書の見直し作業が進んでいるという。


先進国は、2030年代半ばまでに世界の温暖化ガス排出量の8割を削減する」 を目指し、その実現のためにHFCの生産規制を盛り込もうとしています。


筆者は、代替フロンを使っている、冷蔵庫やエアコンの製造工場に勤務していたが、地球温暖化への影響度が低い、HFC404Aや、HFC32などへ切り替えてきた記憶がある。


今、その代替フロンも生産規制の時代に入ってきた。


世界の各地で異常な気象が起こっており、温暖化ガス排出量の削減は待ったなしである。