ボランティア活動のチエ、「主管理担当制」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「農園 担当」 と 「事務局」 です。


梅雨の、束の間の晴れ間、強烈な猛暑が続いています。


それでも、農作業は待ってはくれません。


しまだ環境ひろば 「中溝町 コミュニティ農園」 では、”大豆の種まき作業準備” を進めています。


「相賀の里を良くする会」 でも、”耕作放棄地再生事業” と そこへの 「大豆栽培準備作業」 が進んでいます。


準備がすめば、あとは梅雨の晴れ間を狙って、会員の出動による本番 「種まき or 苗の移植」 です。


どんな仕事にも、準備作業 (段取り) と、本番があります。


ボランティアだからといって、準備作業なしで本番にはいれません。


同じボランティアでも、準備作業 (段取り) をする会員と、本番だけ出て来る会員がいます。


準備作業 (段取り) をやる会員は、本番にも出て来るし、また後片付け作業が付きまといます。


また、そうした会員には、常日頃の養生作業までついてきます。


従って、そういった会員と、本番だけ出て来る会員とは全く違うのです。


地域の活動や、市民活動の中では、会員を区別したり、色を付けたりすることに抵抗があります。


しまだ環境ひろばでは、主管理担当制」 を施行して、年間経費という名目で、僅かですが、準備・段取り・後片付け・養生作業を担当願う人に手当てしています。


これは、長い間の、ボランティア活動の ”生活のチエ” です。


「主管理担当」 になりたい人には、その門戸をいつでも開いて開放しています。


主管理担当をやってくれる人の登場を、いつでも待ちわびているからです。


今日 (7月5日 火) も、一人で準備作業をやりながら、そんな人が出てきてくれることを夢見ながら作業を続けました。