地域社会(市民活動・自治会・行政・民間)の協働

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろば」 は、13年前に、島田市第一次環境基本計画策定時集まった、「市民環境百人会議」 を母体として結成し、基本計画に書いた、「市民の環境の取組み」 を実行しています。


活動区域は、特定地域に限定することなく島田市全域を対象としている関係上、地区の深耕ができないのが悩みです。


例えば、「放置竹林」 の整備・再生活動は、これだけ島田市内に広がった放置竹林を、しまだ環境ひろばという市民環境団体だけでやるのは無理で、モデルケースが出来上がったら、行政やそこの自治会と協働して、面の広がりを求めていくのが、しまだ環境ひろばの理念でした。


ところが、なかなか、行政や自治会との協働活動に発展しません。


ついつい、モデルケースとして作った現場にそのまま居ついてしまい、面の拡大ができません。


まだ個人レベルながら、昨年、相賀地区で立ち上がった、「相賀の里を良くする会」 の事務局入りをして、環境団体の、「しまだ環境ひろば」 と、「相賀の里を良くする会」 が協働することにより、地域活性化という面の広がりが、徐々にですが始まりました。


しまだ環境ひろばは、環境保全というノウハウと経験を持っています。


一方、「相賀の里を良くする会」 は、自然環境 (山・川・・畑など) ・ 農業技術 ・ 人材を持っています。


これを融合しない手はありません。


耕作放棄地の再生、それを使った農作物の栽培、都市と田舎の交流、伝統文化技術の継承などが進み出しました。


しかし、農作物一つとっても、どこにでもあるものを作ってもインパクトがありません。


また、小さい規模でやっても目立ちません。


やはり、その地域のシンボル的なものを大きく育て上げる必要があります。


そのためには、研究も、技術も、資金も要ります。


これらを進めるには、市民活動団体と、自治会と、行政の有機的協働が欠かせません。


これは、島田市の大井川用水路の活用による、「小水力発電の創出」 という課題の実現にも当てはまります。


いろいろな複数の計画がパラに進んでいますが、これからいくつかの提案をして行きます。


関係各所の最大理解を得たいところです。