NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日 (10月6日 木 PM) は、しまだソーシャルビジネス支援ネット 主催の、「ソーシャルビジネスセミナーin島田」 に参加しました。
◆ ソーシャルビジネスとは、地域の社会的課題の解決を目指すビジネスをいうとのこと。
■ 第一部 「お金の地産地消白書2014を読むin島田市」 講師:コミュニティ・ユース・バンクmomo代表理事 木村真樹氏
■ 第二部 「しまだソーシャルビジネス支援ネット: 島田信用金庫・静岡県信用保証協会本店・特定非営利活動法人クロスメディアしまだ」 の支援メニューの説明
木村先生は、「コミュニティ・バンクmomo」 を立ち上げて、「お金の地産地消白書 2014」 を発行して、これを地域金融機関の若い営業マンを始め、地域で事業を立ち上げようとしているNPO法人に読んでもらう会を開催し、今日で42回目だという。
また、momo立ち上げ以来、NPOにこれまで52件 総額1.3億円を貸し付け、殆ど貸し倒れはないという。
講演は、地方金融機関の預貸率は下がり、貸与金が伸び悩んでいるという話から入りました。
預貸率が下がっている原因は、預金の増加もあるが、貸出金の伸び悩みが主要因。
これからは、医療・福祉・介護・育児産業が有望、そこに進出しているNPOは、有望な融資先の一つ。
このあと、NPOへの融資の事例をいくつも紹介。
momoは、「プロボノプロジェクト」 をスタート、
◆ プロボノとは、専門的なスキルやノウハウなどを持ち寄るボランティア活動だという。
最後に、木村先生は、「NPOへの支援をやっても急に預貸率が上がるものではないが、地域金融機関を核としたNPO支援の 「生態系」 を地域につくることで、新たな需要や雇用を創造し、地域の問題解決が確かになっていくことが重要だ。」 と結びました。
第二部では、4つの団体より、支援メニューの紹介がありました。
これから、いろいろと相談に乗ってくれるとのこと、頼もしい。
NPOでは、事業化のヒントはいっぱいあるが、一歩を踏み出す勇気が問題だ。
それを応援するとのことだ。
今日の話を聞いて、勇気付けられて帰途に着きました。