NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日 (10月24日 月 AM) は、市役所 各課を訪問し、意見交換しました。
訪問の目的は、市民活動の協働 (市民と行政の協働) です。
ビジネスの世界から、市民活動に転じてもう数年になりますが、行事やイベント (お祭り・市民塾・勉強会・講演会・連絡会などなど) は頻繁に開催してきましたが、いつもそれだけで終わり、成果が見えません。
例えば、「ごみの減量化」 というテーマで、学習会・見学会をたくさんこなしても一向にごみは減りません。
成果が見えません。
手段 (勉強会・見学会・講演会) はこなしますが、結果がでません。
通常の会社ならとっくにその取組は、人を取り換えるなり、やり方を変えるなり、成果が得られる方向にチェンジしますが、市民活動は同じ人が同じやり方で継続しています。
一口に市民活動と言っても、大別すると2つに分かれます。
◆ 純社会的活動 (あまり民間が手を出さない事業=非営利事業、行政や市民が中心となってやる活動)
◆ 広義の社会的活動 (民間企業でも手を出す事業=営利事業、行政がやっている地区もあり)
前者の活動を、市民だけで行っている市民団体の活動は、イベントの開催が主で成果になかなか結びつきません。
後者の市民活動も、NPO法人化して、起業化し、収益を得て、事業を確立する手はありますが、そう簡単ではない。
やはり、社会的活動は、人・金・物を持って国民 (市民) から付託されている、「行政」 と協働しなければ成果は出ません。
社会的活動に成果は不要だ、という人がいるが、成果の出ない活動をいつまでやっていても、時間の無駄である。
確かに、社会的活動には、参加することに意味があるという一面はあるが、それだけでは活動は長続きしない。
社会的活動を法制化した、「NPO法」 も、最近は、社会的活動を活発化させ、継続させる方向で市民活動を応援しています。
今日の、市役所訪問は、「市民活動と行政との協働」 の具体的案件を持って伺いました。
最近の市役所各課は、良く話を聞いてくれます。
今日は、次回の打合せの約束をして退席しました.
とにかく、市民と行政が同じテーブルについて、企画段階から話合い、実行していく、「真の協働」 を実現しない限り、市民活動の成果は上がらない。
今後共、行政と建設的話合いをして行きたい。