「自治会サミット」 これからの可能性を感じました。
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日 (1月17日 火) は、「島田市 自治会 サミット」 に参加しました。
会場は、半分ぐらいの入りでした。 さみしい。
だけれど、時間の経過と共に、会場は圧倒されて行きました。
冒頭、 講演 「地方創生 〜行政に頼らない感動の地域づくり〜」 講師: 鹿児島県 鹿屋市 柳屋集落自治会館長 豊重哲郎 氏 の 基調講演でした。
内容は、ある集落の村起こしの、一部始終の話でしたが、単なる感動話しではないことが、話が進むうちにわかってきました。
それは、かなり先の将来まで見据えて、リーダ自らのあり方、地域住民との接し方、人づくり、財政、組織の作り方などなど、しっかりした理念 (目的) と 展望と情熱を持って、かなり綿密に練って、計画、遂行したと思えます。
勿論、進める中で、反省や修正を加え乍らの試行錯誤が何回も何回もあったと思えますが、見事な地域起こしであったことは間違いない。
”5歩進んで、4歩下がり、あわてるな、急ぐな” の、言葉にも、その苦悩してきた行程が窺えます。
さて、今、「相賀の里を良くする会」 の事務局入りをして、相賀の里の地域起こしに参加する中で、今日の話は本当に身に沁み参考になりました。
その足りなさも切実に感じました。
地域j住民の巻き込み方、長老との関り、還元の仕方、凄いと思います。
「相賀の里を良くする会」 の会員も、今日の講演を何人かが聞ききましたが、どうこれを受けとめて、どう実践するかはこれからです。
基調講演の後の、「シンポジューム」 では、出演者は、基調講演者の豊重さん・市長・NPO代表・自治会代表の出演でした。
NPO代表は、NPOと自治会の役割や連携の在り方をうまくまとめていました。
自治会の代表も、自治会と、NPOの協働を進めてみたいとの話がありました。
市長からは、人口減少時代の中、行政サービスは絞らわざるを得ない中で、なるべく行政サービスに頼らない、自主・自立が重要で、地区ごと、いろいろな自立活動が進んでいるケースの紹介がありました。
今日は、NPO 自治会 市長 が揃って、意気投合されたわけだから、各位、地域共通の課題 (市全体の大問題) を、一つで良いから取り上げて、NPO 自治会が協働して取り組み、解決する一大仕事を成し遂げたいものだと、今日のサミットを聞いて感じました。
島田には、市長が言うように、心熱い人が一杯います。
まだ、それが結集されていません。
今は、まだまだこれからです。