「金谷小学校5年生 ゴミ問題調査グループ」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「環境塾開催 担当」 と  「事務局」 です。


今日 (2月8日 水 AM) は、金谷小学校 5年生 「島田市ゴミ問題調査グループ」 を対象とした、ごみの学習会の講師を務めました。


出席したのは、児童 36名 (男子 11名 女子 25名) と 教諭 2名 計 38名 でした。


金谷小学校5年生は、総合教育の一環として、環境を分野ごとに分けて、それぞれのグループごとに調査や有識者の話を聞いて、島田市の環境問題をまとめてみたい、という。


その内の、「ごみ問題」 を解説してほしいと、「しまだ環境ひろば」 にお呼びがかかり引き受けたものです。


しまだ環境ひろばは、設立以来13年間、一般市民や児童を対象にして、「環境塾」 を開催してきましたので、その一環で今回の依頼を受けました。


担任の先生からは、次の5つが提示されました。


  ①島田市のゴミの量の変化

  ②島田市にはごみについての条例はあるか。あるとしたらどんな内容か。

  ③島田市のゴミを減らすための取り組み

  ④島田市の燃やしたごみのゆくえ

  ⑤他の市と島田市のゴミの量・リサイクルの仕方・処分にかかる費用の比較


それぞれをパワーポイントにまとめて、約45分間説明しました。


児童たちは、目を輝かせて聞いてくれました。


島田市は、ごみの総量の77%を、田代環境プラザ (溶融炉) で焼却、資源化率は23%となっています。


行政が、殆どのごみを回収してくれますので、街の中や、家の中も、きれいに片付いています。


従って、市民の、「ごみ行政」 に対する評価は極めて高いが、その分、コストも極めて高い。


溶融炉を維持しながらのコスト低減は、本当に難しいが、分別を進めて資源化する一方で、高コストの「溶融炉」 をどうしていくかは将来の重要な問題である。


本件は、極めて難しい問題であり、今日の説明からは除外したが、早晩真剣に論じなければならない問題である事は間違いない。


児童たちは、どんなまとめをするのかな。