「大村酒造場」を見学

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (2月19日 日 PM) は、島田市の、「大村酒造」 さん見学会に参加しました。


環境活動だけでは偏るので、種々の見学会には努めて出席しています。


折りしも、今日 (2月20日 月) の日経新聞朝刊 35頁に、酒米、地方色を醸す」 の記事が載りました。


酒造好敵米(酒米)といえば兵庫県を中心に生産される山田錦や、新潟県などの「五百万石」が知られるが、各地で開発したり、復活させたりした個性的な酒米で日本酒を作る動きが広がっていると記事は書いています。


昨日の見学は、杜氏のHさんが案内してくれましたが、大村酒造さんも、「静岡米」を中心に、山田錦」「五百万石」を使っているという。


地元(金谷)の、「五和米」を使った品種も、生産者から依頼されて製造しているという。


「島田の逸品」 の中に、大村酒造さんが考案した、「若竹 鬼乙女 特別純米酒」 が、登録販売されているという。


さて、酒造りは、「お米」 と 「水」 決めてと言われていますが、大村酒造さんの水は、「大井川の伏流水」 を汲み上げて使っているという。


不純物の交じりが殆どない、大井川の伏流水は、酒造りに向いているという。


その水を、また、「竹炭」 で浄化して、更に純度の高い水を使っているという。


南アルプスを源流とする、大井川の水の大部分は、海岸近くにある、水を通さない粘土状の壁に守られて、巨大な地下貯蔵湖を形成し、周辺の企業や工場に水を供給しているという。


島田市 初倉在住の、堀本陽三 氏 資料による>


更に、酒造りは、お米と水以外に、「麹」 と 酵母菌」 に左右されるが、酵母菌は、「静岡酵母」100%使用だそうで、大村酒造さんは、地産地消を地で行っている酒造場だ。


昨日は、貴重な勉強をしました。


地元唯一の酒造場としてこれからも頑張ってもらいたい。