自治会活動

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、平成15年に設立した、市民環境活動団体です。


島田市環境基本計画」に書いた市民の取組みを、市民の先頭に立って活動して行こうという目的をもってスタートし今日に至っています。


しかし、その活動が着実に市民に浸透しているかというと疑問があります。


市内全域をテリトリーとして、特定地域に限らないで横断的に活動していますが、市民への浸透には悩みを持っています。


それと比べると、自治会(町内会)は、市民への浸透力は深く、早い。


自治会にはその魅力があり、行政も重きを置いています。


従って、しまだ環境ひろばは、自治会との連携や協働に興味を持ってこれまで、伊太自治会・御仮屋自治会・まちづくり川根の会・相賀町内会などに努めてアプローチしてきました。


また新年度は、中溝町の3役入りをして、連携・協働を模索しています。


昨日は、中溝町の総会があり、平成28年度事業報告・決算報告、平成29年度事業計画・予算計画が審議され、全会一致で承認されました。


しかし、その中で、お一人の組長さんから、20数項目の質問・意見・要望・提案がありました。


議案書の修正動議ではないので、執行部から一応の席上回答をし、議案は全会一致で承認となったわけですが、こういった突然の意見はやや唐突感を免れない。


 ◆ 事前に質問書を提出した方が良い。

     その方が的確な回答が得られ、また会議もスムーズに運ぶ。

 ◆ 中には発言者の勘違い・思い違いもある。

     自治会は会社とは違い、町民の相互協力(自主・自立・共助)の世界である。

     役員も、基本的に奉仕の世界である。

     回答を事前に用意する時、質問者の思い違いがあれば事前に正せる。

 ◆ 提案の中には是非実現したい良い提案もあるが、良い事がそのまま受け入れられるかどうかは町民次第である。


発言者と、出席者と、役員との一体感が生まれないと、どんなに良い提案でも採用されなし、上手く運ばない。


昨日の総会は、そんな反省をさせられる会合で、これから、環境保全活動を町内会へ浸透させようと思っていることに良い参考になりました。