大井川下流域の地下水の価値

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (5月18日 木 PM)は、南アルプスと大井川の研究に熱心な、堀本陽三(しまだ環境ひろば 会員でもある)さんを訪ねました。


同氏は、風貌はともかく、考え方は、とても84歳には見えない情熱をお持ちです。


同氏によると、大井川の下流域は、海岸沿いの粘土質の壁に守られて、昔からの水位を保ち、また塩分は少なく、水もきれいで、一大地下湖を形成しているという。


今、下流域では、364社の民間企業が、この地下水の恩恵を享受していることのこと。


しかし、この恵まれた地下水は、漫然と使われているが、量・質共に全国に、世界に誇れる価値を持っており、行政や企業が協力して価値を上げる運動を起こし、最大限に利用すべきと、同氏は強調しています。


しまだ環境ひろばも、大井川の水は最大関心事であり、今秋に、「大井川下流域の地下水めぐり」を計画・実施することに決め、今日の訪問を終えました。


下流域の地下水を使い、恩恵を享受している企業はいっぱいあり、その評価や価値が上がることを拒否する企業はないと思う。


企業回りをして、意見を聞く会を設けることにしました。


同氏には、まだまだ頑張ってもらいたい。