耕作放棄地を再生した市民農園

NPO法人 しまだ環境ひろば 「市民農園 担当」 と 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばでは、2つの耕作放棄地(田んぼ)を再生して市民農園化して維持管理しています。


 ■ 御仮屋市民農園  約600坪 約6坪/1区画を41区画用意


 ■ 中溝町コミュニティ農園  約350坪 内個人畑70坪 2坪強/1区画 20区画


御仮屋市民農園は、去る平成24年9月に開設以来、今年8月で丸5年、契約更新の時期が迫っています。


長い間、耕作を放棄して、周辺住民に迷惑をかけ、地元自治会が已む無く草刈りを行ってきたものです。


そこで、行政やJAさんが仲介して、「しまだ環境ひろば」 事業主体となって、国・県・市の助成金を注ぎ込んで市民農園に再生したものです。


今、こうした耕作を放棄した農地が増えています。


まだ田んぼや畑はそう目立ちませんが、山地の放棄茶畑・竹林・人工林が特に目立ちます。


静岡県は、「県の森林税」を注ぎ込んで、山奥の私有人工林の再生活動 (間伐・枝打ち)を行っていますが、本当に困ったものです。


本来、私有地は、地主が責任を持って維持管理すべきものです。


そこに、公のお金を注ぎ込んで維持管理までやっているわけですが、地主の権利は大きく制限する必要があると感じます。


この5年間、維持管理を担当して来ましたが、地主は一回の視察も、激励の声掛けもありません。


どうしたものでしょうか?


耕作放棄地に対する「固定資産税」が大きく変わろうとしていますが。