平成29年度 第2回市議会定例会を傍聴

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (6月26日 月 AM)は、久方ぶりに、島田市議会「平成29年度 第二回 定例会」を傍聴しました。


今議会で取り上げられている主な議題は次の通り。


■ 新市政(染谷市長2期目の抱負(最重要施策は?)に関する質問

■ 観光行政に関する質問

■ 産業振興に関する質問

■ 環境保全 (資源循環型社会の構築) に関する質問

■ 人口対策に関する質問

■ 子育てや福祉・医療に関する質問 などなど


今日は2人の議員の質問を傍聴しましたが、2人の議員に共通した「特殊東海製紙株式会社 横井工場」の跡地の活用の仕方に関する質問がありました。


確かに民間会社の所有地に付き、口出しや制限を付けることはできないとする市の言い分も分かるが、市として市民の意見を良く聞いて、要望くらいは出して置くべきだと感じました。


島田市全域の長期ヤードプランの中で、今は工業地帯とは言え、更地になればその利用価値は計り知れないものがあり、駅や中心市街地に近い当該地は極めて重要な土地であり、市の思いは伝えておくべきだと思う。


次に、交通弱者に対する移動手段の確保について、コミュニティバスを地域的に排して、タクシーを利用した特定地域交通システムの構築について、初倉や相賀地区で実験を試みたいとの回答がありました。


相賀地区でも、コミュニティバスの不効率さから見直しの意見が出ていますが、実験や検討は大賛成であるが、どんな方法でやるのかは、もっともっと地域の住民や、「相賀の里を良くする会」に意見を求めた方が良い。


まだまだ、田舎の交通システムとしてアイディアはいっぱいあるように思う。


市政の全般に言えることであるが、もっともっと地域住民の意見を聞くべきだ。


今日の2人の議員の質問を聞いていて、仕組みが出来上がった施策を実行に移すよりも、企画段階からもっと市民意見を聞くことの必要性を強く感じました。


今日は、午前中、良い勉強をしました。