団体経営には、技術屋と企画屋が不可欠

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


「しまだ環境ひろば」の設立は、平成15年8月です。


今年8月で丸14年、来年は15周年です。


ここまで長続きしているのは、その道に長けている技術屋さんと、企画者がいたからです。


口だけで何もやらない人がいくらいても会は成り立ちません。


口よりも行動です。


しまだ環境ひろばの技術屋さんと、企画屋さんは、協働して行動を起こしてきました。


 <これまでの主な協働行動の事例>


■ 耕作放棄地の再生と市民農園


 (1)先ず企画屋が、全体計画を立案し、行政や地元自治会を巻き込んで助成金申請や根回しによって認可を取付け、造成会社の入札、工事、竣工し、関係者を集めての開園式を挙行、


 (2)技術屋は、園内の雑草箱や、農機具小屋の建設など、市民農園参加者の便宜を図り、今日まで維持管理を継続している。


■ しまだ環境ひろば塾の開講


 (1)企画屋が、1年間の市民環境塾の開催計画の立案し、案内ポスターやチラシを作り、受講者集めに奔走する。


 (2)技術屋は、それぞれのカリキュラムに応じた材料や道具を準備し講師を務め態勢を確立してきた。


■ 生ごみの堆肥化のトライと普及活動


 (1)企画屋が、先端都市の視察や勉強会を行い、実行計画を立案。


 (2)技術屋が、現場設備や、基剤を準備し実行して、評価検証を行い、生ごみの堆肥化の手法を確立して今日に至っている。


活動が長続きし態勢が確立している市民団体には、使命感を持った技術屋さんと企画屋さんが最低一人づつはいる。


2人が対等の立場で、切磋琢磨して始めて団体は成り立つ。


新しく、相賀地区で立ち上がった、「相賀の里を良くする会」も、技術屋と企画屋がいなければどうにもならない。


中核事業の、「杏子の郷づくり」や「都市と田舎の交流事業」は、その最たる事業である。


技術屋と企画屋が地元会員にいるか、育てば最高である。


何とか確保したい。