「生活情報交換会 11月例会」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (11月17日 金 AM) は、「静岡 生活情報交換会 11月例会」 に参加しました。


生活情報交換会は、月一回のペースで、良い話を聞こうとする会で、開設以来もう少しで100回になろうとしています


これも偏に幹事団の頑張りのお蔭であり、感謝申し上げたい。


月一回、これはという講師に依頼して講演会を開くのはなかなか出来ない。


来年1月に、「100回記念会」 を開催する計画が進んでいるとのこと。


またこの機会に、100回記念会報を発行するという事で、会員から感想文を募集して会報に載せたいとのこと。


幸いこれまでの感想や資料は概ねファイルケースに綴じ込んであるので、感想文に取り組んでみたい。


さて、今日の講演は、「静岡の伝説と不思議な話」 と題して、馬場町 「あべの古書店」 を構える、鈴木大治氏 の話でした。


今日は静岡市に伝わる伝説や奇妙な話をいくつか聞きました。


鈴木氏はその話を裏付けるべく、現地に実際に足を運んで見とどける努力もしている。


 ◆ 丸子から岡部間に 「宇津ノ谷峠」 がある。 その岡部にあった 「尊厳寺」 の住職と小坊主にまつわる鬼と 魔除け・厄除けの名物 「十団子」 の話。

 ◆ 常盤公園は、昔は寺町だった。後に沓谷地区に殆どの寺が移転したが位牌は持って行ったが人骨の移転は無かった話。

 ◆ 浅間神社には、仁王門が2つあったが、その一つを臨済寺に移転、それをやったのは清水の次郎長だという話。

 ◆ 臨済寺には、情によって命をかけた心中話があり、実際に 「おしどり塚」 という塚があり、その石に詩が書かれて残っている話。

 ◆ 麻機沼の河童と龍の争いの話。 龍は水とセットで、そこに実際の地理・地形を絡めて語られている。

 ◆ 浅間神社には漆で塗られていない建物が一つある。 それは舞殿という稚児が舞う舞台で、仏像同様に色をつけなかった話。


鈴木氏は、今日の話を、「地域に伝わる伝説や奇妙な話は、うそや根も葉もないうわさ話もあるが石などに刻んだ言葉や、実際の地理や地形の本当の話が混ざりながら伝わって今日に至る。」 と言って今日の講義を閉めました。


面白い話でした。