「マイクロプラスチップ」 問題

NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。


海洋を漂っている、「マイクロプラスチック」 が問題になっています。


今日 (8月24日 金) の BSフジ 午後8:00 プライムニュースでも、「海洋汚染 人体への影響 マイクロプラスチック規制」 と題して、専門家の討論が行われました。


プラスチックの生産量・排出量とも、日本はトップクラスでありその責任は大変重い。


中国が、プラスチックごみの輸入を禁止したと言う。


最初からプラスチックを造るよりも、プラスチックごみから再生する方が安いこともあって、これまでは中国が世界のプラスチックごみの再生事業を請け負ってきたが、国内の環境保全のため、他国のごみ処理まで手が回らなくなったことが表向きの理由だ。


日本をはじめ世界が困っているという。


それにしても最近、プラスチックを包装に使っている食品 (お菓子・乾物など) の増えたことか。


あまりにも、生産者も消費者も便利さに甘え過ぎています。


風袋が嵩張るので、燃えるごみ袋は、プラスチック包装ごみでいっぱいである。


今日の日経新聞 朝刊 3頁 「きょうのことば バイオプラスチック が紹介されている。


バイオプラスチックは、土や海などの自然環境中の微生物によって分解が進む生分解性プラスチックのうち、主に植物を由来とするものだという。


すなわち、デンプンや糖の多いトウモロコシやサトウキビなどから製造される。


分解された後は、水とCO2だけが残るため、回収や処理が必要ないという。


但し、既存のプラスチックに比べてコスストがまだ数倍高く、性能も安定していないという。


ストローなどを紙に変える動きも出てきました。


こういう環境改善の動きの、加速的スピードアップを切に望みたい。