自治会の問題点

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、自治会活動に飛び込んで、環境維持活動の浸透に取組もうとしています。


島田市自治会を除く、周辺の自治会 (昔の村) には、自治会と併存して、「コミュニティ委員会」 があり、各種行事やお祭りや部門活動はコミュニティ委員会が担当しています。


地域の環境維持・保全活動も、環境部会が担当している地域が多い。


コミュニティ委員会の中に、課題 (問題) 毎に部会を配置して取り組んでいる。


従って、自治会の3役会や役員会は、地域全体問題に取り組みができる。


中溝自治会は、島田市街地区に該当し、何もかも自治会が担当しており、行事やイベントの企画・実施に追われて、肝心の政策が疎かになり易い。


例えば、自主防災一つとっても、多くの懸案事項が先送りされています。


 ■ 防災訓練は一生懸命に実施しているが、果たして実践に役立つか。


   ◆ 公会堂に避難して来る町民があることは想定されているが、スムーズに避難場所を立ち上げることができるか。

     * 何名くらい受け入れ可能か。

     * どういう組織を立上げ、どうミッションを与え機能させるか。


   ◆ 中溝町で、震度8クラスの地震で倒壊する家屋の数は想定できているか。


   ◆ 雨量別の、中溝町の床上浸水被害状況想定はできているか。


   ◆ 町内の危険場所の把握。


   ◆ 隣組長引継書類 (特に危機管理) は、更新されているか。


 ■ 環境維持・改善活動 (ごみの減量化・緑化対策・町内LED化計画・空き家対策など) には殆ど手がついていない。


その他、懸案事項はまだいっぱいある。


この2年間、政策的な議論ができないでいる。


行政の施策の中で、自治会活動がどの程度機能しているのだろうか。



組織を変えるべきか、イベントや行事を絞るか、考えなければいけない時期にきています。


研究会くらいは今すぐにでも立ち上げる必要がある。