災害の形が変わってきたのではないか。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (9月8日 土) 日経新聞朝刊 6ページに、「異常気象の夏 記録ずくめ 世界で観測 温暖化原因か」 の囲み記事が掲載されました。


記事は、今夏の異常気象の状況と、その特徴や被害を分かりやすく総括しています。


記事は、「異常気象が続き、記録ずくめの夏になった」 と、気象庁の担当者の総括から書き始めています。


日本の平均気温は、1946年の統計開始以来で最も高く、台風の発生は観測史上最多タイだったという。


熱中症の搬送者数も過去最多であった由。


極端な暑さの要因は、日本上空で太平洋高気圧とチベット高気圧の2層の高気圧が形成されたことで晴れた日が続き、気温が上がったことにあるという。


一方異常気象は日本だけではなく、世界の各地で気温の上昇や、山火事・増水などが起き、多くの人が犠牲になっているという。


なぜ地球規模でここまでの異常気象となったのか。


WTO (世界気象機関) は、原因について一致した結論は得られていないが、「温暖化ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向と関係している」 と指摘している。


確かに、過去の異常気象とは全く違う。


長期的な地球温暖化が、形を変えて現れているのではないか。


そのためには、災害に対する備えのあり方や、対応の仕方や覚悟を変えなければならないような気がします。


家庭でも自治会でも、危機管理の見直しが必要になって来たのではないか。