市民団体の自然淘汰が進む

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、「第一次 島田市環境基本計画」 策定のために集まった、島田市環境百人会議」 を母体としてできた、市民環境団体です。


「環境基本計画」 の中に書いた、市民の取組みを、市民の先頭に立ってやろうと、平成15年8月に改めて結成し発足したのが、「しまだ環境ひろば」 です。


従って、最初は100人いたわけで、発足当時の会員は今は殆どいなくなり、現在では10数人の会員になっています。


その中で、目ぼしい活動をしているのは、もう数人になっています。


この15年間、他の団体から協働・連携を働きかけられた経験はありません。


殆どが、こちらからの呼びかけで、努めて協働を働きかけて来ましたが、うまくいきません。


この15年で、島田市で活動していた市民団体は半数まで減少しています。


残っている市民団体も風前のともしびです。


若い、新しい団体が芽生えていれば良いのですが。


主な要因は、高齢化・会員不足・離散・分会による自然淘汰です。


後継者ができたり、新しい団体に継承できて行くのが理想ですが、うまく機能していません。


今年度も、「島田市・くらし・消費・環境展 2018」 が、来る10月6日に開催されますが、出展団体の減少が著しい。


先日、今年出展を取りやめた団体の会長にあった時、出展の取止めの挨拶に出向いたら、「あっそう」 の一言で、これまでの慰労の言葉も激励もなく寂しかった、とのこと。


市民団体の減少や元気の無さは、詰まるところ、成果ややりがいの稀薄、フォローの無さに尽きると思う。


市民団体を育てて行くのは、誰なのだろうか。