COP24 閉幕までにルールづくりはできるのか。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


12月2日(土)〜14日(金) まで、ポーランドで、「第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議 COP24」 が開催されています。


COP24は、「パリ協定」 を実施に移すための、ルールづくりとその合意を目指しています。


先進国と、発展途上国との意見の食い違いが大きいようだ。


発展途上国の主張は、ここに至った原因は先進国にあり、温暖化ガス削減のための経費は先進国が負うべきだ。


先進国の主張は、昨今の発展途上国の温暖化ガス排出量はすさまじく、それ相応のコストは発展途上国も負うべきだ。


意見の隔たりが大きく中々折り合わない。


大量な二酸化炭素を排出する、「石炭火力」 への逆風も高まっています。


日本は石炭火力のチャンピオンだそうだ。


日本は、2030年の電源のベストミックスを次のように公表しています。


  ◆ 再エネ 22〜2% ◆ LNG火力 27% ◆ 石炭火力 26% ◆ 原子力 20〜22%


石炭火力に30%近い依存を考えており、各国から厳しい批判を浴びています。


COP24の閉幕が近づいていますが、是非共各国が納得がいくルールを打ち出してもらいたい。


過去に経験がない大型台風による、暴風雨や高波、猛暑や寒波の襲来などなど、海面上昇によって日本の砂浜がなくなるなどのショッキングな報道もされています。


対策を打ち出すのに、もう一刻の猶予もない所まで来ているのだ。