森づくり連絡会

しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」です。

今週月曜日(19日)は、県・志太榛原農林事務所主催の、志太榛原地区森づくり連絡会に出席しました。

この会の目的は、市町の枠を超えた連携を図りながら県民参加の森づくりを進めようとするもの。
構成は、県・市の森づくり担当課、森林組合、森づくり市民団体、県緑化推進協会など。

席上では、県・市町・各団体から、森づくりに関する取り組み状況や、意見交換がなされ、しまだ環境ひろばとしては、貴重な情報や、ヒントが得られた。

その一つは、島田市では、孟宗竹放置による荒廃竹林の拡大が問題になっていますが、藤枝市下薮田地区では、県・市が協力して、現地調査・見学会を行い、地域の実情把握に努め、地域住民が楽しめる場づくりを目指して、町内会が主体となったプロジェクトを立ち上げ、放置竹林対策をしながら、地域興しにつなげている <楽しさを交えながら目的を果たしている> とのこと。

しまだ環境ひろばでも、これまで竹林対策をやってきましたが、この方法しかないと確信しています。
地主のやる気、理解のもとに、地主会を含めた自治会有志会を各地で立上げ、市の竹破砕機貸出制度や市の支援をバックに、その輪を広げる作戦の展開である。
市も模索しているので、是非協力して行きたいと思っています。

2つ目は、大井川「白羽山はばたきの森」に集う会が、森づくりで成功しているとのこと、代表の小澤節子さんは、席上で、森づくりは、① 地主の理解 ② お金が掛かる ③ 山村住民と都市住民のバランス ④楽しみながら守り育てる、ことを協調、過去8年間で延べ2600人の参加にまでなっている由、第3回全国育樹祭では、皇太子殿下より、全国NO.1(会長賞)を授与されたとのことです。
これらをヒントに、「しまだ環境ひろば」も頑張って行きたい。