しまだ環境ひろば 事務局 です。
1０月２３日〜２５日まで、ツインメッセ静岡で開催されていた、「環境・森林フェア」を、会員３名で見学しました。環境に関わる団体として、環境問題の広がりや、対応技術の進展具合を確かめる絶好の機会ととらえ、毎年欠かさずに見てきました。
今年は、出展ブースの数は例年と遜色ないと思われましたが、特殊法人的な○○協会などが目立ち、各ブースの展示も大変地味で、やや訴求力に乏しく、ここでも不況が影を落としている事を感じました。
そんな中で、市民団体や小規模起業家の皆さんが非常に頑張っている様子が窺われたことは救いでした。
「生活の森グループ」さんの、市民環境教育やエコ製品作りと配送、「しずおか環境教育研究会」さんの地道な環境教育活動、「田中造園」さんの竹粉堆肥作りなどには、心から声援を送りたい。
出展している殆どの市民団体が、ボランティアからＮＰＯに衣替えしているが、中身（人の雇用・報酬・仕事の品質など）は変わらず、特に活動資金調達には苦労しているようだ。
活動力を持って、仕事の品質も高く、地道に活動している団体が報われる仕組みにしたいものだ。
