地元の酒造見学

NPO法人 しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 です。


今日 (2月16日 土 午後) は、「大村酒造さん」 のご厚意で、酒蔵見学の機会に恵まれ、参加しました。


お米の精米機まで自前で持っている酒蔵は、少ないようだが、大村酒造さんは、精米機で、酒の種類別に、50%とか60%とかに米を削ぎ落とす作業(精米) から入っているとのこと。


精米の時に、当然 ”ヌカ” が取れるが、同時に、”米子” も3種類ほど取れ、ヌカは、茶農家に、米子は、お菓子製造工場に供給している事を始めて知りました。


米の洗いは、米の砕けをなくすため、”” で洗浄しているとの事、細かいところに気を使っていることにしばし感心しました。


蒸し工程を経て米が出来上がり、一方高温の別部屋で ”” を発酵させる。


酵母は、「静岡酵母」 を5〜6種類使っているとの事で、さすが地元酒蔵だけに地産地消である。


勿論、使うお米も、「静岡米」 が多いという。


他方、水は、”大井川の伏流水” をくみ上げ、更に ”竹炭” を敷いた容器の中を通過させて、独特の水を作り上げる。


これらを絶妙に混ぜ合わせて寝かせて、頃合いを見て酒を搾り、ビンや樽にして商品化していく。


派生的に酒カスも回収する。


今日は、本当に生きているお酒の工程を勉強させて頂いたが、二百年弱続いた酒蔵には、今日見えなかったノウハウがまだまだいっぱい詰まっているように感じました。


とにかく、熱したり、冷ましたり、温度管理にノウハウがいっぱいのようだ。


地元の酒造メーカさん、大村酒造さんには、是非頑張ってもらいたいものだ。