今日は、県民森づくり大作戦

NPO法人 しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 です。


今日 (11月10日 日) は、しまだ環境ひろば塾 「県民森づくり大作戦 里山の整備活動に参加しよう」 (静岡県緑化推進協会 共催) を開催しました。


■ 場所:伊太八幡様西竹林

■ 作業:落葉樹の植樹・管理道の修復・のり面の草刈り

■ 共催:地元伊太地区 「やらざあ会」「(公)静岡県緑化推進協会)」


伊太、八幡様西竹林は、民間地主さんの持ち物ですが、手が入らず荒廃化していました。


数年前、しまだ環境ひろばが、地主さんと交渉して手を加えて、今では果樹や、落葉樹に樹種転換が進み、地元のみなさんに大変喜ばれています。


将来は、ここを、”環境の森” として、児童環境教育の体験の場にしようと、整備を積み重ねています。


私たちは、中山間部の森林まではとても手が出ません。


せめて、”近郊の里山の一部くらいは市民の手で守っていこう” という事で、月に何回も会員が作業に入っています。


地元 「やらざあ会」 のみなさんも同じ考えを持っており、この2〜3年、年2回 一緒に作業をしてきました。


中山間部の放置森林の再生作業は、県を中心に市町で進んでいます。


静岡県では、2006年に、 「森づくり県民税」 を創設し、400円/県民一人あたり を課して、5年間で約5億円の税収を見込んで、県内の荒廃森林の整備事業を行っています。


これも主に、民間地主が持っている放置人工林対策ですが、そのまま放置したら、大変なことになるとして、敢えて税金を投入している事業です。


2012年、後半の5年間が始まり成果を上げています。


写真は、今日の、伊太八幡様西竹林の作業 (植樹・管理道の修復・のり面の草刈り) の様子です。