NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
今日 (11月11日) から、「第19回国連気候変動枠組み条約国会議」 (COP19) が、ポーランドのワルシャワで始まります。
日本はこの席上で、2020年までの温暖化ガス削減目標を、2005年比で、 3.8%とすることを報告するという。
3.8%削減目標は、1990年比だと3%ほど増える計算になり、世界の各国から理解が得られるかどうか。
日本は、1997年に京都で開催された第3回会議 (COP3) で2008年〜2012年の温暖化ガスを、1990年比で、6%削減 (京都議定書) を約束しました。
その後、民主党政権 (鳩山首相) が、「1990年比で25%削減」 を掲げましたが、東日本大震災による東電福島第一原発事故と、その後の原発の稼動環境から実現が難しくなリ、今回の見直しに至ったものです。
今、世界は、2013年以降も京都議定書を延長していますが、新しい枠組みの策定に向けて、2020年の発効を目指しています。
今回の、COP13では、参加国から2020年までの削減目標が示されますが、どこまで議論が進むか、極めて注目されます。