COP19 閉幕

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


ポーランドワルシャワで開催されていた、「第19回 国連気候変動枠組み条約締結国会議 (COP19)」 は、23日 (日本時間 24日)、各国が自主目標を決めた上で、早ければ2015年3月末までに、国連に提出するよう求めた合意文書を採択して閉幕しました。


日本は、今COP19の席上で主に次の2つを発表しました。


■ 温暖化ガスの削減を、2008年〜2012年の5年間の平均で、1990年度比6%削減を約束した京都議定書をクリヤーしたこと。


  ◆ 削減率は8.2%になった。リーマンショック後の景気低迷や、節電、森林による吸収などが寄与した模様。


詳しくは下記をクリックして読んでください。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17394


■ 2020年までに、温暖化ガス削減を、原発を考慮しないで、2005年比で3.8%削減する。


日本の新目標値は低すぎる、と特に発展途上国から不評を買ったようだが、ともかく、全ての国が参加する新たな枠組みづくりが合意に至ったことは大きな前進と評価できます。


世界の各地で、これまで経験の無いような異常気象が続発しています。


とにかく早く、全世界が一致して温暖化ガスの排出量削減に向けて歩みだす事を願わずにはいられない。