温暖化ガス削減対策、世界の気運高まる。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


今年の11月30日〜翌12月11日まで、フランスのパリで開く 「第21回国連気候変動枠組み条約締結国会議 (COP21)」 で、新たな国際的な枠組みの合意を目指します。


今回は、全ての国が参加するかどうか、注目されています。


国連の気候変動に関する政府間パネル (I PCC) は、温暖化が進む背景は、世界の温暖化ガスの排出量が増え続けていることが原因であり、疑う余地がないと結論付けています。


先進国のみに温暖化ガスの排出削減を義務付けた 「京都議定書」 に変わる新しい枠組みの合意を目指すことになりますが、これまでと違うのは中国と米国が自主削減目標を纏めるなど合意に向けた機運が高まっていることです。


日本も東日本大震災によって温暖化ガス削減計画が大きく狂ってしまいましたが、原発比率を20〜22%に、再生可能エネルギーを22〜24%に高めて、温暖化ガスを、2030年までに2013年比26%削減を目指す目標を作りました。


合意がなるかどうかは、先進国と発展途上国の立場を超えた相互理解がカギだという。


いろいろ事情や想いはあるが、今回は全員参加で、世界が一つになることが肝心だ。


是非共、合意してもらいたい。