国連の地球温暖化交渉の準備会合

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


年末にフランスのパリで開く 「第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議 (COP21)」 で合意を目指す 「地球温暖化対策の新たな枠組み」 をめぐる交渉が始まりました。


この程スイスのジュネーブに、約200ヵ国が集まって、「国連の事務レベルによる準備会合」 が開かれ、交渉文書がまとめられました。


先進国のみに排出削減を決めた 「京都議定書」 に代わって、先進国のみならず発展途上国にも排出削減目標を求めた新しい国際条約となる。


発展途上国は、温暖化は先進国の責任だと言って、先進国に、高い排出削減目標の設定を求めています。


各国は、3月までに目標を出すことを求められています。


日本は、6月に削減目標を出す予定のようですが、東日本大震災以来、エネルギー政策が決まっておらず、大変厳しい立場に追い込まれています。


原発問題、再生可能エネルギーの創出問題など難しい問題が山積みですが、エネルギーのベストミックスを決めて結論を出さなければならない。


いずれにしても、世界の全ての国が参加して、新しい枠組みを決めるわけです。


これから逃げたり、消極的態度を示すわけにはいかない。


何とかまとめてもらわなければならない。