合意が待たれる、”温暖化ガス削減目標”

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


欧州連合 (EU) は、世界全体の温暖化ガスの排出量を、2050年までに2010年比で最低でも60%と減らすという新目標をまとめたという。


相当、意欲的な計画だ。


米国は、2025年までに2005年比で26〜28%削減を発表しています。


中国は、2030年ごろをピークとし、その後は減らしていくという。


一昨日から始まった、中国全人代 (日本の国会) では、経済成長率を7%程度に落とし、、温暖化ガス削減も真剣に取り組むと発表しています。


あの中国が、と思いますが、首都である北京の大気の汚れがひどく、背に腹は代えられないと言ったところか。


日本は東日本大震災以降、エネルギーのベストミックス (望ましい電源構成) が決められず、まだ目標が決まっていません。


年末にフランスのパリで開く、「第21回 国連気候変動枠組み条約締結国会議 (COP21)」 では、世界各国が2020年以降の地球温暖化対策の新たな枠組みで合意することになっています。


異常気候が世界各地で勃発しています。


一日も早く、全ての国が参加し、合意した温暖化ガス削減目標の取り決めが待たれます。