NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。
今年度末、フランスのパリで開催される 「第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議 (COP21)」 では、世界各国が集まって、2020年以降の地球温暖化対策の新しい枠組みで合意することを目指すことになっています。
既に、欧州連合 (EU) や、米国、中国も温暖化ガス排出量の削減目標を表明しました。
しかし、日本は、東日本大震災以来、エネルギーのベストミックスが決められず、まだ目標を表明していません。
今年1月から、2030年時点の、望ましい電源構成の話合いを始めています。
3月10日、この有識者会合で、太陽光などの再生可能エネルギーの発電量を全体の20%超とすることが可能とする試算を示したようです。
総発電量に占める比率
■ 水力 10%
■ バイオ 3%
■ 地熱 1%
■ 太陽光 7%
■ 風力 0%
■ 計 21% (総発電量に占める再生可能エネルギーの比率は21%となる)
今後、再生可能エネルギーの更なる拡大を目指し最終的な比率 (ベストミックス) を決めて、日本としての、温暖化ガス排出削減目標の設定を目指すことになる。
とにかく、再生可能エネルギー比率を可能な限り上げてもらいたい。