耕作放棄地再生後の出口戦略

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


連日の猛暑の中、農作業が続いています。


しまだ環境ひろばは、まだ個人レベルではありますが、「相賀の里を良くする会」 を応援しています。


「相賀の里を良くする会」 では、耕作放棄地の再生作業が続いています。


7月中旬までに完了し、再生後は、秋まで 「大豆栽培」、来春以降は、「第二次杏子の苗の植樹」 と 「マコモ栽培」 を予定しています。


既に植樹した、「第一次杏子栽培畑」 も 「フジバカマ畑」 も草刈りが大変な仕事です。


一旦着手した事業は、産みの苦しみが始まっています。


余程の覚悟がないと続きません。


いろいろな事業が立ち上がっていますが、近々大きな決断の時が迫っています。


作った産物をどう捌くか、です。


いわゆる、出口戦略です。


しまだ環境ひろば 中溝町コミュニティ農園」 でも、「来春の手づくり味噌用の大豆栽培」 が始まりました。


しまだ環境ひろばは、基本的にボランティアの市民環境団体ですが、どんなに切り詰めても、会の運営費と活動費は必要です。


もう、13年間も続いています。


この数年間、利益はなかなか出ませんが、会の経費は出口戦略で稼いでいます。


相賀の里を良くする会」 も、構想前に分かってはいましたが、もうすぐこの問題に突き当ります。


出動は、未だボランティアで良いのですが、経費は稼がなければなりません。


助成金や寄付金は、活動の立ち上がり時の臨時金です。


地域活性化は、売上と利益無くして成立しません。


写真は、「相賀の里を良くする会」 が、耕作放棄地に植えた、「フジバカマ畑」 です。 草刈りを励行しきれいに管理されています。