「相賀の里の会」、名称を変えて再スタート

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、相賀地区でまちおこしを目的にたち上がった、「相賀の里を良くする会」を支援してきました。

 

今日 (5月3日 月)は、中核事業に据えた、「杏子の郷づくり」の、杏子畑の草刈りに出動しました。

 

今日は主だった会員は全て揃い、久方ぶり盛況でした。

 

そのため、4面の杏子畑の雑草は、2時間足らずできれいに刈ることができました。

 

2月23日に、「杏子の剪定研修会」を開催し、ちょっと切り過ぎたくらいに枝切りしましたが、若葉が出てすっかり樹形ががっしりしました。

 

杏子の花見を主体とするのか、実の収穫を主体とするのか、その方針によって剪定のやり方が違ってきます。

 

この前は、収穫を主体にしようと、樹形を低くすることを選びましたが、花見を主体にするなら、自然樹形を保つ意味からあまり剪定はしない。まだ方針がはっきり決まっていません。

 

草刈り後、相賀の里を良くする会の今後の新しい体制の概要が、新会長から披露され、書面審議方式でその賛否を問うということでした。

 

 ■ 会の名称を、「相賀の里を良くする会」 → 「相賀の里の会」に変更

 ■ 役員体制: 会長・副会長・監事及び幹事5名 全て地元在住者とする。

 ■ 変化(何が変わるのか):

   ◆ 助成金依存をやめる。

   ◆ 全体会議は廃止し、活動のため出動した後で、車座トーク形式の報告を行う。

   ◆ 出動費支払いは廃止し、その代わりに懇親会や慰労会で会員に報いる。

   ◆ 形式ばった事や手続きはやめる。

 

筆者は、相賀の里を良くする会の事務局長として会長を支えて、資金手当てから事業計画運営に携わってきましたが、5年目を迎えて会はどちらに向かうのか、重要な局面を迎えていますが、方向はまだ決めないようです。

 

会の趣旨(目指す方向)は、「地域振興」は変わらないようですが、もう少し楽しく、愉快にやって行こうということのようです。

 

かなり大きな路線の変更ですが、総会を中止して書面審議だけで果たしてできるのか、少し心配ですが、采は投げられたようです。

 

新会長からは、「しまだ環境ひろば」との連携は、今後もうまく継続したいとの言葉があり、是非そうしたいと思っています。

 

しまだ環境ひろば(筆者)としては、ここは潔く、穏便に後継者に継承して、この後の「相賀の里の会」の行く末を見守って行きたい。

 

もう、300本近くも植樹した、「杏子の郷づくり」を中核事業とした、「相賀の里の会」の、今後の発展・繁栄を心から望みたい。