NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
昨日(2月28日 月 am)は、「相賀の里の会・例会」に参加しました。
毎月第一日曜日に例会を開いていますが、コロナ禍でもあり活動が自粛されています。
相賀の里の会は、島田市の相賀地区の過疎化を心配した有志が集まり、地元の遺産(自然・古民家・耕作放棄地など)を活用して賑わいのまちづくりをしようと発足した会です。
しまだ環境ひろばの理念である「島田市の望ましい環境像の実現」に合致した案件であり、筆者は入会要請に応じて事務局入りし、発起人の一人として会を立上げその後の活動に邁進してきました。
活動の中核に、「杏子の郷づくり」を据えて、耕作放棄地への杏子の苗植え、大豆栽培による手づくり味噌の普及などなど活性化策を実行してきました。
発足から5年、事務局を後進に引き継ぎましたが、200本植えた杏子の木は剪定を加えて漸く葉ぶりも良くなってきました。
昨日は、土手に植えた杏子の木5本が育ちが悪いので、杏子畑への移植作業を行いました。
集まったのは、常連の9名の会員でした。
作業終了後の集会で、今年度の「花見会」の開催も決まりました。
相賀の里の会も、定かではありませんが恐らく平均年齢は75歳位でしょう。
発足当時の活動力は確実に落ちてきました。
相賀地区の人口減、農家の高齢化・後継難は確実に進んでおり、相賀小学校も廃校が決まりました。
行政は人口減・税収減から、「縮充」を市政の方針にしており、何もやらなければ相賀地区も確実に過疎化は進んで行きます。
行政は、地域が自立した活性化策を待っています。行政側からの活性化策の提案はもうありません。
「相賀の里の会」は、相賀地区の賑わいのまちづくりに貢献できるのだろうか。