「相賀の里の会」懇親会に出席

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(11月7日 土 pm)は、島田市相賀地区でまちの活性化を目的に立ち上がった「相賀の里の会」の懇親会に出席しました。

 

筆者は、相賀の里の会に入会し、発起人の一人でもあります。

 

相賀の里の会は、これまでの名称「相賀の里を良くする会」から改称し、今年5月再出発した会です。

 

発足は、平成27年10月で今年で丸5年一つの区切りを迎えました。

 

相賀の里の会は、耕作放棄地や古民家や農林業に関わる人材など地域にある財産を活用してまちの活性化を図ることを目的に掲げています。

 

目的達成の手段としてこの5年間、「杏子の郷づくり」事業を中核に据えて「大豆栽培」「手づくり味噌体験会」「ヤギの放牧」「企業誘致」などなどに取り組んできましたが5年目を迎えて見直しの時期になりました。

 

去る5月、コロナ禍で一堂に揃っての総会は回避して、書面形式に切り替え、議案は全て全員の賛同を得て承認されて再スタート切りました。

 

内容は、「杏子の郷づくり事業」中心の活動は変わらないが、あとのことはできるだけ活動範囲を絞ることとなりました。

 

丸5年、これから事業化に向かって前進するのか、それとも一旦立ち止まって次を模索するのか、後者を選びました。

 

すなわち、杏子の郷づくりに傾注をしようという事です。

 

市民活動は民主的な団体です。

 

行く道は会員が決め、なるべく総意が望ましい。

 

昨年までに約300本の杏子の苗が相賀地区に植えられました。

 

いずれ木が大きくなり花が咲き、実が成れば、「あの時、相賀の里の会に植えておいてもらってよかったなあ」という時代が必ず来ると期待されます。

 

杏子はこれからもしっかり養生して行こうという事になりました。

 

長野県の千曲市の杏子の郷、近回りでは伊豆の河津桜焼津市の朝比奈川の河津桜など、誰かが植えた苗植えが切っ掛けとなって今の隆盛を迎えているのです。

 

これ等の地区は、先人が植えた杏子や桜の木が観光の目玉となって今に活きています。

 

民間の事業と違いますので、すぐ成果が出るものではありません。

 

今日はいろいろな意見が出ましたが、プロセスは違えども、杏子が丈夫に育ち、花が咲き、実が成り、みんなが見に来てくれることを望む思いは、会員全員が共有化しています。

 

是非みんなで協力して「杏子の郷づくり」を成功させたいものです。